企業間取引サービス

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主たる業務
海外航空券のホールセール及び「SkyRep」の運営
仕入航空会社
全日本空輸、日本航空、アメリカン航空、デルタ航空、ユナイテッド航空、エア・カナダ、エールフランス航空、ブリティッシュエアウエイズ、スカンジナビア航空、スイスインターナショナルエアラインズ、ルフトハンザドイツ航空、KLMオランダ航空、アリタリア航空、オーストリア航空、ターキッシュエアラインズ、フィンエアー、アエロフロートロシア国際航空、カタール航空、キャセイパシフィック航空、チャイナエアライン、アシアナ航空、エバー航空、マレーシア航空、中国国際航空、ガルーダインドネシア航空、カンタス航空、エミレーツ航空、中国南方航空、シンガポール航空、コリアンエアー(大韓航空)フィリピン航空、ニュージーランド航空、エティハド航空、チェジュ航空、エアプサン、エアソウル、ハワイアン航空 他
販売先(顧客)
全国の海外航空券を扱う旅行会社約 2,000社

SkyRep

開発の背景と経緯【前編】
開発の背景と経緯【後編】
システム機能
目指すeビジネス

「SkyRep」とは

旅行会社が海外個人手配旅行FIT(Foreign Independent Travel)を取り扱ううえで平素から抱えてきた幾つかの煩わしい障害を取り除き、 誰もが簡単な操作でその業務に携わることができるよう開発したインターネット総合FIT支援システムです。 特に国際航空券の予約では、手配に必要な膨大なデーターベースの構築と、5系統のGDS(※1)をシステム接続したことで、あらゆる検索項目に対応、複雑な旅程でも瞬時に最適な商品を選び出し、インターネット上での即時予約を実現しています。
※特許取得済 特許第4074094号「フライトプラン作成装置」
※一般のお客様はご利用できません

SkyRep事業が掲げる理念

国際線予約に対する作業負担の軽減

商品知識や規則、GDS操作技術の習得にかける時間や数多い「手間」を大幅に削減させることで、業務の改善を図ります。
それにより生じる時間や人材は、営業活動やコンサルティング、接客業務の向上に費やしていただけるよう提案します。

エアオン・ホールセラーに対する不信感の払拭

ホールセラー側に起因する幾多のサービス上の不備を、デジタルが完璧に補います。
私たちは、業務効率を高めることによりアナログ・サービスを一層強化し、旅行会社から信頼され必要とされる会社になるよう努めます。

FIT市場参入へのサポート、収益向上への寄与

旅行従事者なら誰でも扱えるやさしい操作性と、販売現場で実際に直面するであろう様々なケースを想定した数々の機能で、FIT市場への新規参入を支援すると同時に、売上そのものを増やすお手伝いをします。

他社が開発・運用しているシステムとの大きな違いと特徴

「格安航空券(※2)」の予約手配に必要不可欠な複数GDSのWeb上での接続

単数GDSとの結合で構築されたシステムで「格安航空券」を予約しようとする場合、指定の航空会社には対応できるものの、それ以外に対しては目安の残席を表示するのみで、記録作成には決して至りません 。《例えば、NHはINFINIのみを指定GDSにしています》「SkyRep」は、World Span、Apollo、INFINI、AMADEUS、AXESSと接続することで、当社が取り扱うすべての「 格安航空券」の記録作成を可能にしました。

すべての運賃諸規則を読み取り、周遊旅程作成をも可能としたオリジナル・データベース

他の仕組みのほとんどは、航空券を予約するためのデータすべてをGDS側に依存し、「格安航空券」の独自データベースを持たないがため「メールでのやりとりシステム」にしかなり得ていない現状なのに対し、「SkyRep」は個々の商品ルール、クラス、追加料金等すべてをオリジナル・データベースから読み取り即答します。
商品ルール上可能であれば、6都市周遊旅程(セクター本数無制限)が作成できるのもそのためです。
(格安航空券の周遊旅程が組めるのは業界唯一)

ユーザーの視点に立った操作性と付加機能

「正規割引航空券」と「格安航空券」の同時比較ができる“商品検索機能”、パソコン画面そのままをお客様に見せながら商談ができる“販売価格任意設定機能”、誰もが使えることを理想として開発した“都市→3レターコード自動変換機能”、顧客とのトラブルを解消する“海外諸税換算表示機能”  2度打ちの無駄を徹底的に廃した“日程表印刷・メール送付機能”、電話予約を含むすべての記録を1年間保存し多種多彩な検索を可能とした“危機管理機能”等、使う側の立場、旅行会社の目線で開発されたこれら付加機能は、どれ一つ他のB2B予約サイトでは実現できていません。
※1 GDS(Global Distribution System)
米国の航空会社が自社で使っていたコンピューター予約システムを、旅行会社向けの予約・販売ツールとして社外に展開したのが始まり。
その後、旅行業業務での必要性、重要性が増すにつれシステムに公平性が求められるようになり、航空会社とは一線を画した総合旅行システムに変化、同時にネットワークを世界規模に拡大し現在に至る。CRS(Computer Reservasion System)とも呼ぶ。
※2 格安航空券
IT運賃(※3)やPEX運賃(※4)などの割引料金航空券の総称。細かくはIT運賃を指す。
※3 IT運賃(包括旅行運賃)
旅行会社が宿泊や送迎などの旅行パーツを組み合わせて販売することを前提に、又はパッケージツアーを造成するために設定された運賃。
航空会社はIT運賃航空券のみの販売を認めている。
※4 PEX運賃
IATA(国際航空運送協会)が決定した運賃を基に、各航空会社が独自又は2カ国間の協定に基づいて料金を設定できる個人対象の運賃。
「正規割引航空券」と呼ばれている。

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開発の背景と経緯【前編】

JNTO(国際観光振興機構)の出入国管理統計によると、2004年当時の日本から海外への渡航者数は、米国同時多発テロ、SARS、イラク戦争などの影響で3年間落ち込んでいた数値を大幅に回復し1,683万人にのぼり、2005年は年間で史上2番目の1,740万人の出国日本人数を記録しました。
(社)日本旅行業協会は、2007年までに海外渡航者2,000万人達成に向けた取り組みを強化すると発表していた。
海外旅行市場では、パーケージツアーの利用から個人手配旅行への流れが徐々に進んでいた。
旅慣れた旅行者ほど、より自分のニーズにあった旅行日程・内容を選ぶ傾向が強く、海外旅行者数の増加とともに日本人の海外旅行経験は更に増え、海外旅行市場に占める個人手配旅行の割合は、高まっていくことが予想されていた。

端末公害

1986年のNH・LAX線をスタートに、私たちは数多くの航空会社と仕入れ発券契約を締結してきましたが、それは同時に複数のGDS端末機を導入せざるを得ないということでもありました。
ご承知の通り特に 格安航空券は、航空会社が指定したGDSで記録を作成しなければならない場合が多く、ホールセラー業務ではやり取りを考えたとき、複数GDSの使用は必須条件でした。
当時既に完成していた社内システムに加えable(現INFINI)、SABRE、Apollo等を必要に応じて使い分けしなければならず、デスクに3~4台の端末を設置しなければならない社員もいました。
問題は設置場所だけに留まらず、社内システムへの重複入力、GDS毎に違う入力フォーマットへの対応と複雑化し、業務効率やサービスを高めるうえでも、この「端末公害」を解消することが私たちの重要案件になっていました。

『NAVI』の開発、稼動

『NAVI』には統一された社内フォーマットで旅程を作成し、データ交換後指定されたGDSへ転送させる機能も搭載しました。
GDS毎の入力操作に縛られること無く予約記録を簡単に作成出来るようになったのです。
私たちは、統一フォーマットで入力されたデータが複数GDSへ自動転送される仕組みを完成させた時点で、次の目標を「この機能と外部(旅行会社)とのシステム接続」に置きました。
インターネット(Web)の急速な普及は、このビジネスモデルの外部接続手段を決定付けました。
同時に米系のGDS会社は徐々にWeb用の 接続機能を公開し始めました。

こうして私たちは外部環境も整った2000年春、「国際線予約システム」の開発に着手したのです。

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開発の背景と経緯【後編】

クリアしなければならない難題

~契約航空会社の様々な運賃(商品)すべてを、Webから簡単に予約出来る仕組み~このビジネスモデルを完璧な形で実現させるためには
① Web上での複数GDSの接続  ② 多様な運賃諸規則に対応した独自のデータベース構築
㆖記2点が必要でした。
① Web上での複数GDS接続技術
格安航空券をWebから予約出来るようにするための必要最低条件は、航空会社が指定するそれぞれのGDSを自社内でシステム接続することです。
単数GDSだけでは特定航空会社のみの対応に留まり、他航空会社に対しては目安の残席を表示させるだけで予約記録を作成するまでには決して至りません。
普段の業務を通じGDS会社との信頼関係を築き上げてきた私たちは、互いの協力によってこの問題を解決することが出来ました。
またこれにより航空保険料を含む海外諸税を 実勢レートで正確に表示・請求することも可能になり、券面金額との整合性も図れるようになりました。
さらに既存システム『NAVI』との互換性を追求、電話で頂いた新規記録も、その後は同様にWeb上でやり取り出来るような仕組みを構築しました。
② すべての運賃諸規則に対応したデータベースの構築
航空会社は、航空券販売にIT運賃(※1)や個人対象のPEX運賃 (※2)を適用していますが、独自の制約事項を数多く追加し、収入に基づいた座席管理をしています。
予約クラスや2社間の提携は半期毎に見直しが行われますし、期中であっても料金改定や新商品が出る度に規則の追加や変更が繰り返されています。
代表的なものだけでも 予約クラス(含む他社便)、フライト制約(同他社便)、折り返し地点、マイルアップ、途中降機、目的地や国内からの追加料金、帰路特定日追加料金、小児料金等と枚挙にいとまがありません。
私たちと同様なビジネスモデルを思い立ち、データベースの作成に取り組み始めた人たちはここで間違いなくつまずき、初めてシステム化の容易ならざることを知りました。
当初から難解な仕組みだと理解している人たちは、‘Web化’とは程遠い現実的なシステムでお茶を濁しました。
私たちは、複数GDSのWeb接続が可能だと判断した時点で、「すべての運賃諸規則に対応したデータベースの構築」という難関に、承知のうえで敢えてチャレンジしました。
契約航空会社のIT運賃規則検証から始まり作り込まれたデータベースは、結果的に2,000近くある日本発のPEX運賃すべてにそのまま対応出来るものとなりました。
2年の歳月と、度重ねる議論、見直し、試験運用を経て、それは実用可能な宝物になりました。

1 IT運賃(包括旅行運賃)
旅行会社が宿泊や送迎などの旅行パーツを組み合わせて販売することを前提に、又はパッケージツアーを造成するために設定された運賃。航空会社はIT運賃航空券のみの販売を認めている。

2 PEX運賃
IATA(国際航空運送協会)が決定した運賃を基に、各航空会社が独自 又は2カ国間の協定に基づいて料金を設定できる個人対象の運賃。「正規割引航空券」と呼ばれている。

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ハードルを超えたことで成し遂げられたこと

複数GDSのWeb接続とデータベース構築という2つの難関を乗り越えたことで、私たちが当初から目標にしてきた数多くの仕組み(業界初)が現実なものとなりました。
以下に特筆すべき幾つかを紹介します。

6都市周遊旅程をも可能にする自動旅程作成機能

目的地と搭乗日、希望条件(例:OPENorFIX、運賃の安い順、乗り継ぎの少ない順、On-Toフライト毎の出発時間等)を入力するだけで、あとはコンピュータがデータベースの制約事項、諸規則から最適な商品(必要に応じて複数)を選び出します。
同時に共同運航便や乗り継ぎ等のフライト制約、ブッキングクラスを判断し、GDSから空席を読み旅程と料金を表示させます(公示運賃とIT運賃の同時表示も可能)。
あとは希望旅程を確定し旅客名を入力するだけで予約完了。
IT運賃を選択した場合は、複数CRS接続機能により、航空会社が指定するGDSを自動選択し正式な予約記録を作成します。
勿論この時点でキャンセル待ちセグメントを挿入することも可能です。
6都市周遊12セグメントの旅程作成画面<プラン予約> データベースに打ち込まれた制約事項をすべて解読し、希望旅程を数通り作成します。
料金はマイルアップから小児料金、空港使用料、海外諸税まで正確に読み取り詳細も表示します。

表示された旅程に完全対応する自動運賃計算機

それぞれの旅程に表示される料金は、私たちがご提供する各商品の基本仕入価格に、商品毎に設定された以下の追加料金が合算された最終ご請求金額です(別にドルレート連動のTAX欄を設置)。
料金明細ボタンをクリックすることにより追加料金の詳細までもがご確認になれます。
また、旅行会社様側での簡単な設定により、仕入価格表示を任意の販売価格に変更して表示する機能もアップします。
画面をお見せしながらのご商談や、印刷をしてお渡しするときにご活用ください。

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「SkyRep」国際線予約システムの機能

国際線予約システムは「煩雑な紙タリフの管理業務」を無くします。
従来の紙タリフイメージを踏襲し、違和感の無い操作しやすい画面から様々な情報をお届けします。
最新料金案内ページには、新商品や改定変更された商品が常に表示され、ワンクリックでその商品タリフへジャンプします。
改定箇所は色を分けて表示しますので見逃すこともありません。
複数商品同時検索では、希望旅程に見合う複数の商品を前後3日間の料金(往路On-Day自動対応)と共に表示し、選択ボタンから商品諸規則やフライトスケジュールをご案内します。
さらにタリフ機能は、契約航空会社以外のPEX公示運賃に完全対応。
発売期間限定運賃も検索日が期間内であれば表示させます。
国際線予約システムのタリフ機能は、紙タリフを単に画面表示させただけのものとは一線を画します。
タリフ機能
1. 当社が仕入れ発券契約を締結する航空会社のすべての IT運賃商品タリフ
2. 日本発PEX公示運賃すべての商品タリフ
エアータリフ画面

タリフについて

業界内で一般的に言われるエアータリフとは、ある航空会社と仕入れ発券契約を結んだ 航空券ホールセラーが旅行会社に配る「業界用格安航空券取り扱いマニュアル」です。
通常1商品にA4サイズ1枚が必要であり、複数の商品を持つ航空会社ではその分枚数も多くなります。
旅行会社は自社の仕入れ価格が適正であるかを見極めるためにも、各航空会社のタリフを複数のホールセラーから取り寄せています。
旅行会社の手配担当者がホールセラー毎バラバラのフォーマットで書かれているタリフを業務に差し支えない程度に揃えるだけでも相当の枚数になり、それを整理するためにファイルも数冊必要になります。
また需給バランスによる航空会社からの料金改定は頻繁に発生し、ホールセラーから旅行会社への諸条件変更情報(新しいタリフへの差し替え)は、ほぼ毎日のように行われているのが現状です。
よほどの格安航空券専売店でなければこれを日常的に管理するのは難しく、但しこの作業を疎かにしておくとスピード、的確な情報力において顧客の信頼を失っていきます。
何処に渡航するのか分からない顧客の切符手配1件に対し、旅行会社は事前の用意だけでこれだけの作業が必要なのです。
検索機能
複数商品の同時検索機能
希望優先検索機能
(料金順、セグメント数順)
IT運賃、公示運賃を同時検索し、商品諸規則
スケジュール照会、予約へと導く「商品検索」画面
予約機能
複数のGDSに接続した自動旅程作成機能(発売期間限定運賃対応)
自動運賃計算機能
以下の諸規則自動読み取り機能を装備-
・ブッキングクラス(連帯運送契約がある他社便を含む)
・共同運航便や乗り継ぎ便に関するフライト制約(同上)
・折り返し地点
・途中降機
・1/2結合運賃
・小児/幼児料金
・マイルアップ
・特別アッドオン運賃、国内運賃
・On-Day(帰路特定日対応)
別発券分予約作成機能、全クラス空席
表示機能を実装した「ダイレクト予約」旅程作成画面
その他の機能
複数のGDSに接続した自動旅程作成機能(発売期間限定運賃対応)、自動運賃計算機能
・2通りの旅程作成機能(一括作成:プラン予約、1セグメント毎の作成:ダイレクト予約)
・別発券分予約作成機能
・都市(空港)コード自動変換機能
・販売価格任意設定機能
・航空保険料を含む海外諸税BSR換算機能
・電話予約との互換機能
・進捗状況確認機能
・担当者、営業所別作成記録管理機能
・ PEX運賃等に対する発券期限お知らせ機能
・危機管理にも対応したPNR一覧画面での様々な検索機能
・見積書、日程表、出発案内表示・印刷機能、メール変換送付機能
電話予約との互換機能を備え、当社に
頂いた記録すべてを管理する「PNR一
覧」と「予約管理」を表示した画面
見積書、日程表、最終案内表示、印刷
機能。 最終案内にはセンディング
カウンターの任意設定、ホテル手配の
詳細情報も書き込めます

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目指すeビジネス

eビジネスの定義

eビジネスという言葉は、1997年にIBMが提唱したインターネット技術を取り込んだ新しいビジネスモデルの名称‘e-business’が始まりであり、広義にはコンピュータ・ネットワークをインフラとして、顧客や企業間の取引をオンラインで行うeコマース(電子商取引)を始め、情報提供やマーケティングなどネットワークベースで行われる業務活動全般を意味します。
本ご説明で使うeビジネスとは、「インターネットが作り出すビジネス環境を利用して、複数のサプライヤ(航空会社等)の商品、サービスや情報を顧客(契約旅行会社様)が利用・享受出来る仕組みを、私たちが構築し提供するビジネス形態」と定義しています。

eビジネスの特性

一般的にeビジネスでは、顧客中心の市場が形成されると言われます。従来の関係ではサプライヤ側が、商品やサービスに関する情報を圧倒的に持ち、情報収集力を背景に指導権を握り優位な取引をしてきましたが、eビジネス市場では顧客側が、必要とする情報を効率的に収集し複数のサプライヤを比較、競合商品やサービスに関する情報と評価を常に最新化できる優位性を持つようになります。その結果、情報面でのサプライヤ側の優位性は崩れ、顧客側に情報主権が移ります。複数のサプライヤが従来競合してきた商品やサービスを共同で供給するウエブサイトの構築や、顧客が複数の商品やサービスを比較検討できる機能を提供する事業構想が、新たなビジネスモデルとして登場するようになります。

eビジネスにおける高付加価値サービス

明確な戦略を持ったeビジネスとは、ビジネスプロセスを合理化しコストを削減することや既存の経営モデルをそのまま電子化することだけではなく、顧客との関係を飛躍的に改善するものであるべきと考えられています。それを可能にする高付加価値サービスの基本要素は次の通りです。
ワンテーブル・サービス
顧客が希望する商品やサービスに関して、様々な競合商品・サービス情報をひとつのテーブルで比較・提供する。
ワンストップ・サービス
特定の商品やサービスに関連した様々な情報や手配をひとつのサイトで完結させる
ワンツーワン・サービス
顧客に対し高度にカスタマイズされた情報や仕組みを供給し、ハイタッチサービスを提供する。

協調と補完

インターネットという新しいチャネルは、既存のプロセスのすべてを置き換えるものではありません。バーチャルとリアルどちらが勝つかではなく、協調し補完しあう新たなビジネスモデルで、情報化した顧客のニーズに如何にして応じることが出来るかが大切です。実際のビジネスではインターネット上のバーチャル体験が実体験を補完する関係が望ましく、2つの販売チャネルを統合した「クリックス・アンド・モルタル」戦略がeビジネスの重要なポイントと考えられています。

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私たちが目指すeビジネス

実行手段としてのインターネット

「FITの取り扱いを多くの旅行会社でネガティヴにさせている障壁は何か。どうすればそれを取り除くことが出来るのか」 私たちが考え続けてきたことは、この一点に集約されていました。
ただ、長年に渡り 航空券ホールセール事業を営んできた私たちにとって、原因を見つけ出す作業はそれ程難解なことではありませんでした。
問題はその原因を解決させるための「手段」が見つからないことでした。
数年後、幸いにして私たちはその解決手段を外部環境が大幅に整ったインターネット通信事業に見出し、構築してきた仕組みをリリース出来るまでに至りました。
私たちにとってインターネットとは「さあ、これを使って何をしようか」ではなく、「今まで考えてきたことを実行に移すだけの手段」だったのです。
「SkyRep」の基幹をなす国際線予約システムの稼動は、私たちにとって新しいビジネスの始まりではなく、これまでの必然性が生んだ 航空券ホールセール事業の延長線上に存在します。

バーチャルとリアル、デジタルとアナログ

どんな立派なデータベースを構築しても、2,000種類以上の商品に関する運賃や諸規則を入力するのは結局私たちであり、メンテナンスするのも当社の社員です。
国際線予約システムは、私たち‘航空券のプロがバックヤードでアナログ的作業を完璧に処理することを前提に作られたシステムです。
本開発事業を通じ、如何に人間の力が大事かを再確認した私たちは、このことを十分に承知して今後もリアルなサービスを強化して参ります。
訪問営業、アフターサービス、電話予約サービスを今以上に向上させ、24時間365日画一的なサービスを供給するシステムとの補完関係を図って参ります。
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